これはオーディオ用語 俗語なんですよね
ですから広辞苑とかにはでてないです。
ドンシャリ ヤフオク検索から検索すると ドンシャリサウンドなどとギターの音の
例えで表記している方もいます。
つまり、低音弦と高音弦が強調された音のギターという表現にオーディオ俗語を使っているわけですが
ギターの場合低音と高音が強調されたギターは確かに良いギターだと思います。
いわゆる歯切れの良いギターです。
ドンシャリと良い意味合いで使ってるようなんですが
オーディオで使われるドンシャリ音はけしていい音ではありません
むしろ高音が強調されてシャカシャカし過ぎて耳障りなくらいです
低音も質感なく強調されているような音源をドンシャリと言います。
よくカセットテープをダビングを重ねると音源がドンシャリになります
何故かと言うと、テープの周波数特性までもが重ねられてゆくのでダビングすればするほどに
高域がキツすぎて中音が抑えられ低音もダビングによって強調されてドンシャリ音源になります。
ドンシャリと言う意味は、低音と高音が強調された音、ではありません
ドンシャリとは、低音と高音が強調し過ぎた音源です。
アンプのトーン ベースのつまみを右いっぱいにして低音と高音を強調しても
ドンシャリにはならないです。
それは、アンプ自体の周波数特性を調整されて出荷されているからで
ドンシャリになるのは
音を加工できるイコライザーなどが付いているアンプとかラジカセとか
オーディオ製品の単体の機材にありますが
良い音を追求するあまり、どんどん低音と高音を高めてしまう
つまり耳の性能を壊してしまうのす
これがドンシャリ好きな人で、音の感覚が狂ってしまっているので、実際に良い音など
判別できなくなっています。
現代では、ドンシャリと言う俗語を良い音と解釈されて使われているようですが
何しろ俗語ですから、時代とともに変化してゆく言葉なのかもしれません
当方のような50歳以降の人では、オーディオ全盛期を若いころに経験してきて
どこの家庭でもステレオコンポなど当たり前にあった時代であり
オーディオマニアじゃなくても、30万円するステレオコンポを組んだりオーディオの雑誌
など読んでエアーチェックだとかドンシャリだとか普通に知っていましたが
現代の20代~30代の若い人たちは、部屋にステレオコンポをドカンと置いて音楽を聞いているような人は、ほとんどいないと思います。
せいぜい、自家用車にそれなりのコンポを取り付けてバンバン鳴らしている
それこそドンシャリ音を鳴らしている ただ低音と高音を強調していればいい
音楽の質感は二の次でドンドンリズミカルな音を周りを意識して自分の存在をアピール
オーディオ全盛期以降は比較的小さなシステムコンポが一般的になり
スピーカーが小さいのでどうしても低音が出ない為に
スーパーウーハーという低音の味付けスピーカーが普及した
時代とともに 音楽の音はドンシャリ系へと走っていった
ドンシャリではなくてドンシャリ系です
昔からのステレオヘッドホーンに変わって、イヤホーン式でも高性能のものがあります
いわゆる、音の加工時代が新たに普及しだした。
イヤーホン式でも高周波数特性で3万円もする製品もでています
耳の穴に押し込むタイプなのに、どうして低音が利かされているのか?
つまり音の加工技術があがったわけです。
ですが、昔のオーディオ全盛期のいい音とはいえない加工物の音のような気がするのは私だけでしようか。
※ 今回ドンシャリと言う言葉から、詳しく調べないで
自分自身の知識だけで語ってみました。 まちがって解釈し記憶された事柄かも知れないが
多分、実際のところわかってない人が多いのかもわかりません
つまり、知っているようで その実 知らなかったり
知らないようで 実は 知っていた というようなはなし
エアチェックしてますか?(^^)
エアチェックしたカセットまだ持ってますよ♪
最後に、良い音というのは
音像に深みが感じられ臨場感がありどこまでもクリアな音
音色は中音域の再現で
音の解像度、が良いとナマ音の再現はより忠実になる
昔のオーディオの世界で例えると
良い音で聞くてっとり早い方法は、レコード針を高性能にしスピーカーを
高性能にする、つまり音の入口と出口を強化する。
もっと奥を知ると、アンプの性能に拘る
音の周波数を忠実に増幅できる機械が必要になる
いくらレコード針が高性能でも、その高性能な針を最大限に引き出せるのは
高性能なアンプです。
音の出口であるスピーカーも同じことが言えるのです。
これはアナログ時代の話ですが、現代のデジタルの世界でも同じです。
オーディオにかぎらず、楽器も同じことが言えるのです。
とても高価な素晴らしい音色をだす楽器を所有していても
その楽器の音色の良さを奏でる演奏力がないと実際いい音では鳴らせません
鳴ってるように聞こえるという人は単なる先入観で評価しているにすぎないでしょう
とにかく楽器の場合は奥が深く科学では割り切れない世界ではないかと思います。
楽器の音は人の演奏の仕方で音色すら変わってしまいます
演奏者の体型から弦へのタッチから
ちなみに、バイオリンなど弓の繊細な扱いはもちろん
左腕と顎、頭蓋骨 この共振体の違いでも音色は変わると思います。
ですから、楽器の場合は、演奏する自分も楽器の一部なんでしょう
演奏技術的なこともあるかと思いますが
いい音で鳴らすにはやはり ハートを磨いてゆかないと
しかし、いい音を感じるのは千差万別なので、
本当にいい音を理解される人は少ないと思います。
良い音とは、いわゆる趣味や好みに分かれるジャンルなわけです。
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