ブリッジ サドル ブリッジピン 弦角度の違い

p1010432Martin D-35 のブリッジ サドルです。
ブリッジはエボニー(黒檀)サドルは標準で牛骨ではないかと思う。
購入から一度もいじったことはない 弦を張りっぱなしで24年間、ブリッジ付近の表板は少し盛り上がるが、弦高は6弦12フレットで2mmとかなり低い
弦を張りっぱなしでこの弦高はさすがに超一流のギターメーカーだと思う。

夏から秋にかけて、部屋の湿度の問題でチューニングは上がります。
秋から冬にかけて、より乾燥してくるのでギターにとっては湿度的に良い乾燥をしてくるが
暖房などで室温を急激に上げ下げをするとギターにとっては、過酷な環境で割れが生じてくる場合がある。

当方の環境は、まずケースに入れたことはない、室温や湿度は自分の生活環で
よほどの事がない限りはギターに神経は使わない
全く自然のまま、弾かなくても時々はクリーニングをします。
弾かないってことはないです。

p1010433

ピン穴からサドルまでの角度は、たぶん理想的な角度ではないだろうか
Martinなので、アコギとして基本的な状態ではないかと思う。
Martinなので、そう言ってしまっても過言にはならないだろうと思う。

 

p1010434

良く巷のオークションなどで中古ギターをゲットすると
弦高が高いからとサドルを削ったりするが、弦高もバランスもいつまでも良いので
サドルをヤスリで削ったりとかしたことはない、ただこんなことがあった
2弦の弦のエンドリングから巻いて止めている部分がブリッジ穴の弦の切れ込みに引っかかりエンドリングがフリーになって演奏中振動でリングがぶれて異音が発生したと言う事があった。
TUSQのブリッジピンで起こってた減少でこの硬質なピンに異音が共鳴していたということで
相性というものがあるようだ。

 

p1010435

こちらは、1976年製 スリーエスギター ビギナークラスに位置するギターで安価なギターである。
鳴りは良いのだが、当方が今所有するmartinやS.Yairiと比べると、やはり安価なギターである。
バランスが大手のギターに比べると全然違う
比べなければ、これはこれで良いギターであると思える。

p1010436

何でも比べたがるのだが^^;
楽器は、それなりの個性という違いがあるので千差万別好みもあるだろう
例えば、6弦のベース音にサスティーンがあって爪弾くといつまでも鳴っているようなギターと
爪弾いたらボンと伸びのない音がするギターと、どちらも楽器としては重要な音です
ウッドベースの様な低音とエレキベースの様な低音と音楽ジャンルからも好みが変わってきます。

 

p1010427

実は、なぜこんな話題を語ったかというと、これです S.Yairiのブリッジとサドルの関係
このサドルは、牛骨で本日加工して取り付けてみました。

 

 

p1010429

S.Yairi 純正のサドルよりも少し高めにしています。
驚くほど角度がきついですね
良くリペアで、鳴りを良くするためにブリッジピンの穴からサドル方向へ弦の角度を上げるために
切込みを入れるようですが、このギターS.Yairiでは無用な加工で、やろうとしてもできない
できないほどブリッジピンの穴がサドルに近い
実はですねこのS.Yairiは弦を張ったままピンを抜くことができます。
そして弦は抜けないでどこで止まっているか?
弦のリングポールが内側の板の角に引っかかって止まっているのです、ですから弦はブリッジ穴から通って表板を巻き込んで引っかかっているのです。

なぜこんな現象が起きているんかというと、この純正のブリッジピンにあると思う
ピンに弦が這う切込み溝がないので、弦のエンドリングが内側の板まで出たまま止まるので
弦の張力がかかると、弦が板にめり込んで引っかかりができるのです

普通のピンですと、ピンの溝があるのでブリッジの板と表板とピントの間にエンドリングが上がって嚙んで抜けなくなるわけです。
p1010430

456弦の角度はきついが
高音弦の1234弦など理想的で、弦の振動を無駄なく表板へ伝えている
いやボディー全体、ブレイシングを使わってボディー全体に無駄なく振動を伝える角度ではないかと思う。

牛骨にして、さらに共鳴感が増してきたように思う
もともと弦高が2.5mmと低いので、サドルを反対に12弦のほうを高くし より高音を通りやすくしてみた結果 大成功
低音弦の方はもう少し削って下げた方が良いかもしれない
弦が痛んで切れ易くなるかもしれないので

S.Yairiのギター個体差なのかもしれないが、このギターのベース音はウッドベース指向です
弦を張りっぱなしにしていると、6弦の音が籠ってくるのだが
一旦緩めて弦を抜いてから再度張ると、鳴りが良くなる
と言う事は、ブリッジの材質はローズウッドで黒檀からするとやわらかいので弦のテンションで切り込み溝ができるが、ここの支点で籠るのかもしれない

p1010431

純正ピンは白蝶貝
ピンをTUSQに替えれば一皮剥いたサウンドになるだろうけど
このピンかなり太いので、これの穴に合うTUSQがあるか?

 

p1010425

これが純正サドルでプラ

 

p1010424

牛骨サドルは元々持っていたもので
サンドペーパーで薄く削っていたが、手だけでの作業は力が入らず
板厚を薄くする為のやり方は、手ごろな木材があればサドルに2点瞬間接着を使い板に張り付けて
サンドペーパーで削ると良いだろう

 

0

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)