君の好きな人になりたかっ...... 羽我野響希 2012/10/08(Mon) 15:56 No.130
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ねぇ、どうしてそんな目をして 私の髪をなでたんだい? 君に微笑んだ私は どんなふうにみえたんだい?
最初からわかっていたのはほんとで わからないほど子供でもなくて 埋められるほど大人でもなくて 叶わない約束…本気だったのは私だけ?
そばにいればあたたかくて 一緒に歩ければそれでよくて それ以上望めなかった… すぐに掴めなくなりそうで
ねぇ、どうしてそんな目で 私の髪をなでたんだい? 君の手をとった私はどんなふうに その目に映っていたんだい? 誰でも良かったなら、私じゃなければ
良かったのに。
ねぇ、どうして2つの青い蝶は 勘違いしてしまいそうなくらい甘くて 一緒に歩いた街が君ばかりで
あぁ、握りしめた手で君を掴めばよかったんだ。
ねぇ、どうしてあんな目をして 私の手に指を絡ませたんだい? すべて嘘だなんて思いたくないよ 最初からわかっていたけど、 あまりにもあたたかすぎて
ねぇ、どうしてそんな目をして 私の髪をなでたんだい? 君に微笑んだ私は あの夜どんなふうに君に みえたんだい?
せめて、きれいに映っていればいいんだけどな。
確かに好きだった。 確かに恋…だった。
君の好きな人に、なりたかった。
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