きみがくれたそら... 羽我野響希 2006/11/09(Thu) 19:31 No.98
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何事もなく無知な恋をして はかなく花に散って それが世の常ならば もっと忘れらぬように してほしい
暮れて紅い空 長く伸びた影に僕はいて こぼす涙は君がくれた新たなはじまりへの力 やさしさなど知ったつもりでいたけれど それは 間違いで 大切に握り締めた手の内にありました
季節過ぎて 眺むは僕の心茜さす懐かしの空 久しぶりに立ち止まれば 手を離れた風船高くアカネの果て
ただ何も知らずに幼い恋をして はかなく花は散って 咲いても咲けど切なく徒花 朱の花弁風運ぶ
また咲けよと
暮れた紅い空 赤のまぶしさの中に君はいて 頬なでる風は君の手よりも冷たくて あんなに 話さないでねといっていた言葉今何処? この唇は ただ忘れたくなくて忘れないでねとつぶやけど 伸びた影せまる
朽ち果てるが運命ならばとこの一瞬き きつくきつく抱きしめ
暮れて紅い天空 並んだ影もう此処には二度とない こぼれる涙は君がくれた大切なはじまりへの力 やさしさ教えてくれた いとしさ教えてくれた それは 影二つ並んだあの日大切に握り締めた手の内でした
忘れないでと僕を呼ぶ声 秋の風に冷えて かすまないで君の大切な笑顔 少し冷たい君の手冷やさぬように
君がくれた 暮れ行く紅い天空
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